エペルネの南西Chavotシャヴォ村にあり、ラエルト父子は有機栽培への転換により新たなステージを歩み始めました。
現当主ティエリー・ラエルトは新世代の意欲的な仲間と切磋琢磨し、意欲的に新境地を切り開いています。

畑は10の村にある75にも及ぶ小さな区画に広がっています。
春には全ての区画を鋤で耕し、畑をより健全な状態にし、ブドウの育成に必要な自然のメカニズムを引き出します。 秋には根が表面に張らないように深く耕すため、根っこは、より下層のチョーク質土壌まで伸張。
このような手作業による耕作、低い収量、注意深い畑の管理、エコロジーで天然植物衛生の保護などにより、高い品質の果実が得られます。

十分に熟した葡萄を手摘みし、伝統的な製法で丁寧に圧搾。瓶詰め前に6ヶ月寝かせてから軽く濾過し、デゴルジュマン後は6〜9g/lのドサージュを施しています。

熟したプラムやリンゴの蜜の香り、キメ細やかなムースが柔らかな口当たりを実現。充実した果実味がみずみずしく広がり、明確な酸と酵母のニュアンスが余韻を柔軟で繊細な印象へと導きます。
親しみやすさの中に上品さをも兼ね備えた至極のキュヴェ。