最大の特徴はシャルドネが醸す『フィネス』の表現

シャンパーニュの中心地、ランス近郊で18世紀からブドウを栽培してきたピエール・ジモネ。 当時はコート・ド・ブラン地区のキュイ村で育てたブドウをネゴシアンにブドウを供給するのみでしたが、1936年よりレコルタン・マニピュランとしてシャンパーニュを生産し始めました。

26ヘクタールの自社畑は、14ヘクタールがプルミエクリュであるキュイに、12ヘクタールがグランクリュであるクラマンにあります。

コート・デ・ブラン地区のシャルドネと言えば、冷涼な気候の中で石灰質中心の土壌で育つために綺麗な酸を保ち、複雑なミネラリティのあるスタイルが特徴。ピエール・ジモネはその中でも特に緻密なフィネスを表現する生産者として知られており、フランス国内で圧倒的な人気を得ています。

低収量、厳格な醸造工程でよりテロワールを感じるシャンパーニュを生み出す

最高の畑から厳選して収穫されたブドウは純粋なマストだけを使用し、低温でじっくりと1次醗酵が行われます。瓶内二次発酵の段階では瓶の口を下向きにする事で澱の香りを最小限に抑え、果実そのものの芳醇なアロマを抽出します。

徹底した少量生産と発酵、熟成で厳格な基準を貫くことで、ピエール・ジモネのシャンパーニュはすべてのキュヴェにおいて、ジモネ最大の特徴であるフィネスを感じる事ができます。

偉大なテロワールを一切の妥協をせずに丁寧に表現する事で、濃密で力強さを持ちながらも繊細さを兼ね備えたスタイルを実現しています。