フィリポナが誇る唯一無二のモノポール

シャンパーニュ地方で"モノポール（単一畑）"を名乗れる畑の一つがこの『クロ・デ・ゴワス』です。

"ゴワス"とは方言で、「非常に急な斜面」の意味で、その名の通り、5.83haのその畑はなんと傾斜45度。真南に面し、ブドウの熟成には理想的な立地にあります。フィリポナの名が世界に知られるきっかけとなった重要な畑です。

2014年のクロ・デ・ゴワスは、気まぐれな天候がもたらした自然との緊張感の中で、十分な収量の良質なブドウを実現したヴィンテージです。64％を木樽で発酵し、マロラクティック発酵を行わないことで、テロワールの個性に相応しい酸とミネラル感を最大限に引き出します。

ドサージュは4.25g/Lのエクストラ・ブリュットのスタイルに仕上げられ、輝くゴールドの泡立ちは気品に満ち、プラムやスモモ、アカシアの花が織りなす香りがグラスを包みます。 凝縮した果実味としなやかな塩味と軽いトースト香が長い余韻を描き、フィリポナが誇る“クロ・デ・ゴワス”の精髄を感じさせます。

デキャンタージュによってさらに香りが開き、シャンパーニュの域を超えた深い’’ワイン’’としての魅力を放ちます。