Nowackを知るための1本

1795年設立のノワックは、ヴァレ・ド・ラ・マルヌの右岸に位置するヴァンディエール村にドメーヌを構え、代々ブドウの栽培を行っていました。1915年に元詰めを開始し、現当主フラヴィアンが7代目を担います。

「テロワールのピュアさ、力強さを余すところなく表現するワイン」を理想のワイン像として掲げ、ヴァレ・ド・ラ・マルヌの約7ha、20区画の畑から渾身のシャンパーニュを造りだします。

本拠地であるヴァンディエール村の複数の区画のブドウをブレンドして造られたサン・ザネは、2020年が初リリース。

ドライアップルやライム、レモンの鮮烈な酸を感じるアロマが漂い、アタックからアフターまで一貫して非常にドライです。クリスタルのような硬質さと透明感もあり、長いフィニッシュとバランスの取れた、心地よい口当たりに魅了される一本です。