いち早く単一畑の概念を取り入れた革新的醸造家

ムニエの楽園であるヴァレ・ド・ラ・マルヌ左岸にワイナリーを構えるシャンパーニュ・ドゥウール。その飛躍を実現した立役者である現当主のジェローム・ドゥウールは、畑の各区画が持つ多様性に焦点を当てる事を決意し、1999年にはドメーヌ初の単一畑のキュヴェを生み出しました。

ジェロームはジャクソンやジャック・セロスと並んで、シャンパーニュにおいて最も早く単一畑の概念を取り入れたワインメーカーの一人でもあります。ブレンドシリーズだけでなく、区画ごとの個性を突き詰めたドメーヌの真髄となるシングル・ヴィンヤードシリーズは、ムニエの美点や多様性を高い精度で表現されています。

ドゥウールが生み出すブレンドシリーズの最高峰

その年の最高のワインで仕立てられる、ヴィンテージのオマージュとなるキュヴェ。そのため構成は毎年異なりますが、素晴らしい奥深さと、芯に持つパワーは 決して揺るぐことはありません。

2015年はPort a BinsonとCerseuilの区画のムニエと、メゾンセルの区画のピノ・ノワールを半分づつブレンドして造られています。

ステンレスタンクで9ヶ月熟成、72ヶ月以上の瓶内熟成の後にリリース。
ドサージュ 0g/L。