パイパー・エドシック　レア　ヴィンテージ　2008【ギフトボックス】

レア・シャンパーニュの起源はフランス王妃マリー・アントワネットに献上された1本のキュヴェに遡ります。
1885年、王妃への献上100周年を記念し、ダイヤモンドなどの宝石が施された豪華な限定ボトルが発表されました。

その100年後、当時のデザインに基づき、金やダイヤモンド、ラピスラズリを贅沢にあしらったレア1976が創作され、レアのファーストヴィンテージが誕生します。

その後、約40年間でレアの名を冠したシャンパーニュが生産されたのはわずか12回。必ずしもグレートヴィンテージといわれる年ではなく、シェフ・ド・カーヴであるレジス・カミュがレアのシグネチャーを遵守できると判断した特定の年にのみ造られます。

2008年は、温暖で雨の多い冬を経て、春まで雨が続くものの、爽やかな気候。8月は平均気温以下で、9月の収穫期には天候に恵まれた年でした。平均気温を上回った2006年とは真逆のため、全く別物のワインに仕上がりました。

オレンジの花やヒヤシンス、白い花が咲き乱れる無限のアロマが最初のアクセント。その後、ほのかにバニラの花やフレッシュなココナッツのタッチに、よく熟した洋ナシとアーモンドの香りが続きます。

口に含むとヨードのブーケが既に感じられ、非常に正確なアタックの中で開花します。フレッシュなパイナップルやパッションフルーツ、キウイ、ココナッツのアクセントと柑橘類のアロマが互いに現れてきます。

これらは春の香りと混ざり合い、長い余韻となって口中を覆います。フィニッシュには塩味と、ヨード感が感じられ、春が永遠に続くような余韻の旅路へと誘います。

レア2008は力強さ、活き活きとしたフレッシュ感を長く維持する驚異的な力を持っており、充分な熟成までには長い時間を要します。

年を重ねるごとに、ミネラルが磨かれ、渦巻くような力強い芳香から、レア・シャンパーニュのスタイルを象徴するオリエンタルな香りが特長的です。

熟成ポテンシャルはなんと2050年。永遠に続くようなフレッシュ感あり、絶えず変化を愉しめる1本です。

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※入荷時期等の都合により、掲載写真とデザインが異なる場合がございます。

有料オリジナルギフトボックス（750ml、375mlのみ）

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