1872年　シャンパーニュ　エペルネにて創業されたルクレール・ブリアンは1980年代から有機栽培を取り入れ、自然派シャンパーニュの元祖と評され、区画の概念を取り入れた最初のメゾンでした。しかし後継者がおらず所有していた畑はほとんど売られてしまい、グループの傘下に入る寸前で醸造家「エルヴェ・ジェスタン」と数人で買い戻し再スタートを切りました。

ルクレール・ブリアンの醸造所はエルヴェ・ジェスタンの独自の技法を生み出すまさに実験場となっており、ここで生まれるシャンパーニュはシュタイナーを深く読み込んで得られたアイデアや彼独自の霊感・直感からのアイデアを元にした革命的な醸造法によって造られた彼の集大成です。

このラ・クロワゼットはわずか0.6hの単一畑のシャルドネから100％木樽発酵によって造られています。ドサージュは0g。生産本数は3000本。
全体的に深みがありパワフルで酸味と果実味がしっかりと存在を主張しつつも強固なバランスを形成しているブラン・ド・ブランです。

醸造家として名を馳せたエルヴェ・ジェスタンが目指す"一度飲むと人生に爪痕を残すワイン"が感じられる芸術的なシャンパーニュです。