伝統を重んじながらも柔軟さを備えた名門

メゾンの歴史はドン・ペリニヨンと同時代にあたる1687年に遡り、4代目ルイがヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区ウイイに居を移し、8代目ルイ・アドリアンが1928年にシャンパーニュ造りを開始。家族経営を守り、現在は12代目のブノワが中心となって丁寧なシャンパーニュ造りを続けています。

畑はマルヌ渓谷の斜面にあり、100％自社畑。自然力を上げるべく、近年はビオディナミに転換中です。

2005年の気候の対比が良く表れたブリュット・ナチュール

「ルテシエン」は5つの区画の下層土であるルテシエン石灰岩に由来し、ローマ時代のパリの街、ルテシアにちなんで名付けられました。またこの石灰岩の部分はパリのモニュメントの建設に使用されています。

2005年限定のキュヴェ名であり、暑い季節と収穫期の9月末の涼しい気候の対比を良くあらわした、ジューシーで深みがあるシャンパーニュに仕上がっています。

ドサージュ0g/L。年間生産2,800本。