エシャラ仕立てのシャンパーニュ

早くから厳格なリュット・レゾネ栽培を行ってきたRM「ネレ・ヴェリィ」。畑には花々が咲き誇り、ウサギやリス、小鳥、てんとう虫といった動植物たちが仲良く暮らしています。

こちらのキュヴェは、フェスティニー村の樹齢45年以上のVV区画のムニエを使用したブラン・ド・ノワール。ステンレスタンクで醸造し、MCRによるドサージュは1〜2g/L。

キュヴェ名である「レ・ゼシャラ」は、ローヌ地方のコート・ロティやスペインのプリオラートなどで採用されている仕立て方法で、 針金を使用せず1本のぶどう樹を1本の杭に添えるため、葉はあらゆる方向を向き、風通しが良くなり、ぶどうの実を強い日差しから守ることが出来ます。

近年、ブルゴーニュやシャンパーニュの志の高い生産者が実験的に採用しており、ネレ・ヴェリィではこのVV区画のみに採用。「すべての作業が手作業となり大変な手間がかかりますが、収量が低くなり、ぶどうの品質は格段に向上しました」と語ります。

まだまだ珍しいエシャラ仕立てのシャンパーニュをぜひお試しください。