ブルゴーニュとシャンパーニュ、2大産地の名匠がコラボレーション

ブルゴーニュ白ワイン最高峰の造り手として君臨する、ピュリニー・モンラッシェの至宝、ドメーヌ・ルフレーヴ。その名声を築いた故ヴァンサン・ルフレーヴ氏の甥にあたるオリヴィエ・ルフレーヴは、現在はネゴシアンとして独立し、ブルゴーニュ全域から幅広いラインナップを常に高いクオリティで生産しています。

方、ド・スーザは、フランスの権威あるワイン評価誌「クラスマン」（現：レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス）において、トップレベルのレコルタン・マニピュランとして評されている実力派の家族経営RMで、現在は3代目エリック・ド・スーザ氏が当主を務めています。

互いの熱い友情を形にすべく始めたシャンパーニュ造りにロゼが登場

モンターニュ・ド・ランス地区の平均樹齢45年、石灰質の土壌によるミネラル感をしっかり含んだピノ・ノワールを100％使用し、区画毎に分けて収穫。ブルゴーニュ産の樽で別々に発酵した後ブレンドし、リザーヴワインを30％加えてステンレスタンクで7ヵ月熟成。その後瓶詰を行い、20ヵ月以上の瓶内熟成を経てリリースします。またドサージュは7g/Lで、やや辛口な味わいが特徴。ミネラル、上品さ、繊細さ、複雑味といった要素が折り重なった非常に緻密なスタイルです。

イチゴやラズベリー、スグリなどの果実のフレッシュなアロマが広がり、口に含むとベリー系の果実味がしっかりと感じられ、程良い酸味が心地よく、程良いミネラル感は、全体を綺麗にまとめます。ジンジャーの風味が漂いながら続き、ほのかな甘みのある余韻は深みがあって魅惑的。

エチケットには、オリヴィエ・ルフレーヴのトレードマークとも呼ぶべきパナマ・ハットが描かれ、遊び心をのぞかせながらも、爽やかで非常に上品に仕上がっています。