1985年、元銀行家からクルティエを経験したアラン・ティエノ氏によって設立された新進気鋭のシャンパーニュ・メゾン。
30年経った現在、カナール・デュシェーヌやジョセフ・ペリエ、ボルドーの7社等を傘下に収める大企業へと発展。設立当初からファミリー・ブランドとして位置付けられている"シャンパーニュ・ティエノ"は、現在娘のガランスと息子のスタニスラスによって受け継がれています。

グランクリュに6.25haとプルミエクリュに7.01ha、計27haの畑を所有し、厳選したブドウを使用。最新の醸造設備を備え、現代的なシャンパーニュを造るティエノは徐々に脚光を浴び、2013年、2014年にはアカデミー賞公式シャンパーニュに採用されました。

メゾンが誇る最もクラッシックなスタイルがこちらの"ブリュット"。複数のヴィンテージをブレンドし、ヴァン・ド・レゼルヴを45％と贅沢に使用しています。瓶内熟成は48ヶ月にも及び、新鮮さとフィネスを抜群のバランスで表現しています。

エキゾチックなフルーツアロマに焼きたてのパン、シトラスなどの豊かな香り。細やかなムースがクリーミーな口当たりを実現し、リンゴや梨のフレッシュな果実味とバタークリームのようなコクがフルボディの味わいとなって広がります。繊細な酸が加わり、クリスピーで軽快なフィニッシュが印象的な一本。