赤ワインのような深い色調が印象的なラルマンディエ・ベルニエのロゼ。香りにもブルゴーニュワインのようなフィネスが感じられ、数多あるロゼ・シャンパーニュの中でもひときわ異彩を放っています。

手摘み収穫後、除梗された葡萄は2日間の発酵前浸漬を行い、色を抽出した後、天然酵母で発酵が開始されます。
ピノ・ノワールの果皮から色を抽出し適度に色が付いた状態でタンクからワインを抜き出し、醸造には内側をエナメルでコーティングした鉄製のタンクを使用。冬の間にマロラクティック発酵を行い、シュル・リーの状態でタンク内熟成。
収穫の翌年5月にボトリングされ、セラーの中で瓶内二次発酵後、瓶内熟成されます。デゴルジュマン時のドサージュは3g/L。

野イチゴを思わせるアロマ、スパイスやプルーンのニュアンスもあり力強く豊か。シルキーな口当たりで果実味、酸が調和して広がり、しっかりとした骨格が全体を堂々たる印象へと導きます。
並々ならぬ努力の末に生み出されたロゼである事を、味わうほどに感じていただける極上品です。