現当主の名を冠したネゴシアンシリーズ

2012年からワイン造りに携わり、21歳という若さで両親からワイナリーを引き継いだアドリアンが2代目を務め、創業当初2haだった畑は、現在6haまでに成長。

土壌を生かす、完熟したブドウを収穫する、樽を用いて醸造する、ドサージュを控えめにする、この4つのフィロソフィーを掲げ、世界中のシャンパン愛好家を虜にするシャンパーニュを造っています。

コンセプトの違いからドント・グルレとは名義を分けて、’’アドリアン・ドント’’の名でリリースするこちらのキュヴェは、「ヴィンテージの個性、畑の個性が感じ取れるワイン」をコンセプトに、0.6ha分の買いブドウと合わせて造られる、ネゴシアンスタイルのシリーズとなります。

樹齢約70年と約30年のブドウが織りなすハーモニー

メニルとオジェの間に位置する単一区画「プラント・ド・オジェ」の、1950年と1993年に植樹した上質なシャルドネを使用。バリックで発酵、8ヶ月の熟成の後、36ヶ月の瓶内熟成を経てリリースされます。ドサージュは1g/L。

青リンゴや洋梨、スイカズラのアロマ。純粋な果実味ながら、引き締まった筋肉質な構造と、チョークを思わせる長く鋭いフィニッシュが印象的です。