ヴィンテージの積み重ねが生み出す熟成感

毎年ワインができるたび、前年までのリザーブワインに継ぎ足すことを繰り返し、数多のヴィンテージの要素を混然一体とさせた「パーペチュアルリザーブ」。

シャンパーニュで最も早くこの手法を取り入れたアンリ・ジローより、新商品が誕生。その貴重なパーペチュアルリザーブ100％で造られるキュヴェ「PR 90-20」です。

通常フュ・ド・シェーヌMVに使用するキュヴェと、1950年代に開始したエスプリ・ナチュール用のキュヴェの2種類のパーペチュアルリザーヴ(1990年から2020年のもの)を惜しみなく使用しています。

トーストやグレープフルーツ、ドライオレンジ、チョークの香りにクローブのニュアンス。明るく生き生きした力強いエネルギーにあふれ、ドライで緊張感のある、洗練されたワインのような味わいを生み出します。

ヴィンテージの積み重ねが多様なアロマを溶け合わせ、テクスチャーは柔らかく、味わいは丸く、まさに時の流れが醸し出す熟成感をしみじみと感じます。今飲んでも、さらに熟成させても楽しる至高の一本です。