春をイメージし、よりメゾンのスタイルに近づけた新トップキュヴェ

アンリオのトップキュヴェ「アンシャンテルール」は2000年ヴィーンテージを最後に「キュヴェ・エメラ」として生まれ変わりました。
「エメラ」とはギリシャ神話で光を司る女神のこと、明るく光り輝く時間を届けるシャンパーニュです。 家族経営のメゾンでありながらとても革新的なアンリオは、トップ・キュヴェの革新をおこない、食文化がライト化している現在・未来を見据え、メゾンのスタイルに近づけたよりフレッシュさを打ち出した「キュヴェ・エメラ」を誕生させました。

新セラーマスターによる自信の逸品

アンリオ200年の伝統を活かし、新しくセラーマスターとなったローラン フレネ氏が初めてアッサンブラージュから手がけました。
「アンシャンテルール」はブドウを遅摘みし、長期にわたり瓶熟されることにより熟成感をたっぷりと感じられるスタイルでしたが、近年の温暖化の影響により果実感は感じられますが酸味が出なくなったため、早摘みすることによりフレッシュ感を全面に出したメゾンのスタイルにより近づけたキュヴェが「エメラ」です。

力強く、豊かな表現を持つ魅力的なヴィンテージ

2006年は乾燥した冬と寒さが残る春から始まりました。夏の始まりは非常に暑かったにも関わらず、8月に入ると一転して涼しくなり、嵐に見舞われました。激しい雨がシャンパーニュの石灰質の畑を覆いつくし,その後、収穫までに太陽が戻り、ブドウは完璧に熟成しました。収穫は9月13日に始まり、その間素晴らしい日照に恵まれた2006年はキュヴェ エメラにふさわしいすべての要素を兼ね備えています。力強く、豊かな表現があり、非常に魅力的なシャンパーニュです。