単一畑のブドウによる、優れたテロワールを新たな視点で表現

1776年創業、200年以上家族経営で引き継がれてきた自社の伝統を守りつつ、独自のスタイルを貫き、常に最高のものを追求し続けているルイ・ロデレール。

このコトー・シャンプノワは、複数の畑のブドウをブレンドすることが一般的なシャンパーニュにおいて、単一畑のブドウを使用することで、ルイ・ロデレールが所有する優れたテロワールを、新たな視点で表現するために仕立てられています。

商品名に含まれるオマージュ・ア・カミーユは、戦前、戦後の苦しい時代に、自社畑の拡大や新規市場の開拓等、並々ならぬ努力と熱意をもってメゾン存続のために尽力し、ルイ・ロデレールの現在の礎を築いたカミーユ・オルリー・ロデレール氏（現当主フレデリック・ルゾー氏の曾祖母にあたる人物）に賛辞の意を表明して名付けられました。

マルイユ・シュル・アイ村に位置する0.43haの良質な単一畑、シャルモンのピノ・ノワールを使用し、一部は全房発酵で、定期的にピジャージュを行いながら発酵。その後果汁をフレンチオークに移し、14ヵ月の熟成を経てリリース。
こうして造られるワインは、凝縮感としっかりとした骨格を備えつつも繊細でエレガントな仕上がりです。醸造責任者兼副社長のジャン・バティスト・レカイヨン氏は、「このワインは、塩味を帯び、滑らかで繊細ながらも力強さがあり、シャンパーニュ地方の石灰質が生み出すフレッシュ感を見事に表現しています。」とコメントしています。