テタンジェの最高品質ブラン・ド・ブラン

最上級のシャルドネが収穫できたヴィンテージのみ造られるコント・ド・シャンパーニュは、テタンジェにとって象徴的な逸品。

"シャンパーニュ伯爵"の意味を持つキュヴェ名は、シャルドネの祖となる苗木を持ち帰ったとされるティボー4世に敬意を表して名付けられました。

コート・デ・ブラン地区の最良の畑のシャルドネのみで仕上げたテタンジェの最高峰は、一番搾りの果汁だけを使用しているため、確かなフィネスが感じられます。

2011年は平年とは大きく異なるヴィンテージで、果実の成熟が早かったこと、春に干ばつが起きたことがその特徴でした。

ワインの5％をオークの新樽で3〜4カ月間熟成させ、最終的なブレンドに備わっている性質と複雑味を引き立たせています。

この高品質のキュヴェは、サン・ニケーズ修道院の石灰岩の区画(クレイエール)で10年以上の歳月を掛け、ゆっくり丹念に熟成された末に澱引き後ようやく出荷されます。

上質な白い果実と白い花の気品のある香り、長期熟成ならではのキメ細かな泡立ちと滑らかな舌触りが特長。複雑に絡み合う余韻の長さも一流を感じさせてくれるテタンジェの至宝です。