1級畑と特級畑のみを所有する長い歴史を持つマイヤール家

1753年から栽培農家としての長い歴史を持つマイヤール家。本拠地はモンターニュ･ド･ランスのエキュイユ村で、その他にもヴィレール・アルランやブジーに1級畑と特級畑のみを所有しています。

現当主ニコラ･マイヤールが2003年に若干26歳で父ミシェルの後を継いで以来、畑ではより自然で、テロワールを意識した栽培を、醸造面では設備を一新し、小樽を導入するなど精力的に改革を行っています。

現在一部のブドウは親戚が所有する畑より購入しているため、表記上はNM(ネゴシアン・マニピュラン)へ変更していますが、実質的には家族経営で栽培から醸造まで一貫して行うドメーヌ・シャンパーニュです。

酸化防止剤完全無添加のブラン・ド・ノワール

2022年初入荷のマイヤールの新作。ヴィレール・アルラン村のオーガニック栽培にて管理されているリュー・ディ「レ・ロージュ」に植わる古木ピノ・ノワール100％のブラン・ド・ノワールです。

小樽で仕込まれ8カ月の樽熟成。原酒の潜在糖度、アルコール度数が高く、ドザージュはゼロ。酸化防止剤完全無添加です。

2018年の単一年産で、2年間の短い瓶内熟成を経てデゴルジュマン。他のマイヤールのレンジとは異なる味わいを楽しめます。