樹齢60年を超える超低収量の凝縮したムニエに由来するコトー・シャンプノワ

ヴァレ・ド・ラ・マルヌ右岸、ダムリー村に1750年から続くドメーヌ。2010年に世代交代し、パリのクリュッグやロンドンのワインショップで販売やマーケティングにも携わり、グローバルスキルを身につけたバスティアン・パプルーが、意欲的で野心的なシャンパーニュ造りを始め、一躍脚光を集めています。

ラ・キャバヌ・デ・ピソットは、マルヌ河を見下ろす丘陵の中腹に位置するリュー・ディ “Les Pissottes(レ・ピソット)"で栽培されるムニエ100%のコトー・シャンプノワ。

このレ・ピソットは1880年にドメーヌの先祖によって建てられた小さなレンガ小屋の周りに広がる栽培⾯積0.4haの リュー・ディで、古くから赤のスティルワインが造られてきました。

1952年に植樹された樹齢60 年を超えるムニエは非常に収量が低く、糖とアントシアンニンが凝縮した、ミルランダージュのような小粒のブドウをつけることからシャンパーニュより赤ワインに適しているとされ、ドメーヌでは常にコトー・シャンプノワに仕立ててリリースしています。

2015ヴィンテージは、2015年9月16日に収穫され、総生産量はわずか577本です。

ブラックチェリーやカシスのノートを備えた洗練されたアロマ。ビロードのように滑らかで凝縮し、品格のある味わいはまさに樹齢60 年を超える超低収量の凝縮したムニエに由来します。

大きめのグラスに注ぎ、ワインが開くように数分間置いて、18℃くらいでサーヴすることをおすすめします。
牛肉のグリエなどのシンプルな料理に良く合います。