シャンパーニュマルゲは1870年以来ぶどう栽培をしており、1905年からシャンパーニュを販売しています。 現在オーナーであり、栽培と醸造のマネージャーでもあるブノワ・マルゲは5代目にあたります。
伝統や歴史に頼ることなく、シャンパーニュ造りの可能性を追求。革命的なエノロジストと呼ばれるエルヴェ・ジェスタンの指導の下、恵まれた土地がもたらす最良の葡萄とテロワールに忠実なシャンパーニュを造り、すばらしい作品を送り出しています。

その真価を知られないまま、誰の手も加えられなかった卓越した土壌"Les Bermonts"（レ・ベルモン）。ブノワの新たな挑戦となる区画毎に表現したシリーズの希少なブラン・ド・ブランです。
グランクリュ・アンボネイ村近くのレ・ベルモンは一方にはローム、もう一方には粘土、そして深さ75ｃｍのところにはチョーク層を重ねており、明るい土壌でシャルドネの栽培地としては最適です。1952年に植えられたぶどう樹から造られるシャンパーニュはブノワ・マルゲのお気に入りの1本です。

グレープフルーツのコンフィや熟れた果実の印象が広がり、ヨードミネラルのニュアンスからナッツやローストと続きます。はっきりとした酸味がパワフルで果実味もその酸味を支える役目を担っています。上質なシャルドネがもたらす爽やかさと深いコク、澄んだテロワールの存在感を活き活きと表現しています。