ユレ・フレールが居を構えるのは、モンターニュ・ド・ランス地区の東に位置するリュード村。 プルミエクリュに格付けされたムニエを中心に栽培しており、粘土を多く含んだ表土の下には石灰岩が含まれる白亜紀の土壌が広がっています。

"キャトル・エレマン・ムニエ"は、自慢のムニエを用いて造られるブラン・ド・ノワールです。
"quatre（キャトル）＝4"と"elements（エレマン）"＝要素"の名が示すように、4つの要素により構成されているユニークなスタイル。1つめのリュー・ディ（区画）は、リュード村の"ラ・グロス・ピエール"、次にヴィンテージ、3つめが1963年に植えられたムニエ。最後のファクター、ユレ・フレールによるこだわり抜いた醸造方法により優れたキュヴェが生み出されます。

600Lの木樽で発酵、マロラクティック発酵は行わず、およそ3年間澱と共に熟成させています。ドサージュは僅か2〜4g/lと極限まで抑えたエクストラ・ブリュット仕上げ。

豊かな果実味には気品が漂い、テロワールが醸す繊細なミネラリティと綺麗な酸により、クリーンな味わいに奥行きを感じる事が出来ます。