名門ネゴシアン、アンリオのコート・デ・ブラン地区における栽培長を務めたミシェル・ロクールが、1974年に設立したRM。
ミシェルの父親もアンリオでレジスール（栽培・醸造の総責任者）を務めた経歴を持ち、親子でその手腕を発揮、評価された実績があります。 2000年より娘婿のダミアン・グレザックが参画し、新たなステージを歩み始めました。

コート・デ・ブランの南、互いに隣接する3つのクリュ（特級ル・メニル・シュル・オジェ、1級ヴェルテュスとヴィルヌーヴ・レンヌヴィル・シェヴィニー）に合わせて7haの畑を所有。すべての畑でシャルドネを栽培しています。

こちらのキュヴェではル・メニル・シュル・オジェ産、平均樹齢50年の古樹から収穫したシャルドネのみを使用。
魅惑的なアロマの中心は、トーストやナッツに柑橘系果実の香り。そこに蜂蜜のニュアンスが加わり、熟成感をプラス。ブラン・ド・ブラン特有のフローラルさと爽やかな果実味が広がり、香ばしさで満たされながら余韻には心地良いミネラル感が残ります。

メニルのシャルドネならではのハイクオリティを実感できる仕上がりでありながら、コストパフォーマンスの高さに驚かされる1本。