マリー・クルタン Marie-Courtin

生産者業態 | RM レコルタン・マニピュラン |
---|---|
生産者所在地 | コート・デ・バール ポリゾ村 |
歴史 | 2000年継承 |
畑面積 | 2.5ha |
栽培 | ビオディナミ栽培 |
その他の特徴 | 2009年「エコセール」の認証取得 |
オーブに咲いた女性ビオディナミ生産者

フランソワーズ・ベデルに通じる存在感を持つ女性ビオディナミ生産者が、オーブに登場しました。彼女が手がけるのは、オーブの魂ともいえるピノ・ノワール100%による稀有な「ブラン・ド・ノワール」です。
「子供の頃から、化学薬品をまったく受けつけない体質でした。病気になったら、ホメオパシーなどで治癒していました」と語る当主のドミニク・モロー。彼女が女性ヴィニュロンヌとしての道を選び、最初からビオディナミにこだわったのは、自らの体験から自然な流れでした。
ドミニクは、ビオディナミの巨匠ピエール・マッソンに直接師事。ピエール・マッソンは、「DRC」や「ルフレーヴ」、「コント・ラフォン」、「ディディエ・モンショヴェ」といった名だたる生産者たちにもビオディナミを伝えた人物です。また、ポリゾ村の名門「Piollot Père et Fils」に嫁ぎ、オーブに移ってからは、シャンパーニュにおけるビオディナミの先駆者ジャン・ピエール・フルーリーやベルトラン・ゴートロらと交流を深めました。夫から引き継いだ畑では、実践的な栽培実験にも取り組んできました。
古樹ピノ・ノワールの継承とブルゴーニュの精神

「私にとって本当に幸運だったのは、義父が1970年からのセレクション・マサルで素晴らしいピノ・ノワールの古樹を残してくれたことです。ビオディナミによって、古樹のポテンシャルをさらに深く引き出すことができました」とドミニクは語ります。
小区画での単一品種栽培、古樹の尊重、樽発酵といった技法は、彼女のワイン造りに大きな特徴を与えています。「畑の個性を表現したい」という彼女の哲学には、ブルゴーニュで学んだ精神が色濃く反映されています。
メゾン名に込めた想いと未来
彼女のメゾン名「マリー・クルタン」は、かつて同じくぶどう栽培家だった彼女のひいおばあさんに由来します。マリーさんは農薬や化学肥料を一切使わず、馬による耕作を実践した先駆者でした。その名を冠したメゾンは、マリーさんへの敬意と、自然とともに歩むワイン造りの意志を示しています。
キュヴェ名が表す“共鳴・響き”の通り、クリーミーな舌触りと奥深いコク、上質な白ワインを思わせる風格を備えた完成度の高い一本。
マリー・クルタン エフロールサンス エクストラ・ブリュット 2018
花開くように美しく豊かな熟成とともに幸福感をももたらすキュヴェ。古樹の深みと樽のニュアンスが見事に調和した、優雅な一本です。
マリー・クルタン エロカンス エクストラ・ブリュット ブラン・ド・ブラン 2019
年産わずか1500本。キュヴェ名が表す“豊かな表現力”の通り、熟成シャルドネならではのブリオッシュのような芳ばしさと、樽由来の奥行きある香りが調和し、洗練された味わいを堪能できます。
マリー・クルタン コンコルダンス エクストラ・ブリュット 2018
SO2無添加という繊細な醸造工程における仕事量と、完成したシャンパーニュの品質が’’一致’’していることを象徴するキュヴェ「コンコルダンス」。ピュアでナチュラルな味わいが魅力です。
マリー・クルタン プレザンス エクストラ・ブリュット 2020
「プレザンス」は“存在”を意味し、SO2無添加によって際立つ果実味とワインそのものの個性がしっかりと感じられる仕上がりが魅力の一本。
営業日のご案内
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
31 |
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 |