総生産わずか300本。稀少なロゼ・シャンパーニュ

ピノ・ノワールをダイレクト・プレスし、特に色調が濃く旨味豊かな「プルミエール・タイユ」の果汁を使用したロゼ・シャンパーニュ。

2021年の収穫ブドウを古樽で野生酵母のみで自発的な発酵、無清澄・無濾過で瓶詰めし、手作業のルミュアージュなど、細部までこだわり抜いた醸造で、果実味と複雑性を引き立てています。

マロラクティック発酵を行わないことで、ロゼならではの鮮やかな酸と透明感を保持。2024年1月「果実の日」にデゴルジュという特別なタイミングで仕上げられました。ドサージュは3g/Lで、スタイルは引き締まったエクストラ・ブリュット。一口ごとに広がる華やかで端正な表情が魅力です。

エチケットには「Grain de raisin attaqué par Mildiou」とあるように「ミルデュ（ベト病）に侵されたブドウ粒」が描かれており、まるで自然や生命のもろさ、そして美しさをも象徴しているかのようです。