フランスで最も権威あるワイン専門誌"レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス（旧クラスマン）"で、RM生産者としていち早く三ツ星を獲得したのがエグリ・ウーリエ。
様々なメディアで絶賛されながら、寡黙な職人気質の現当主フランシス・エグリが多くを語ることはありません。しかしながら彼のワインは味わうほどに、その真摯な思いやこだわりが感じていただけます。
エグリ・ウーリエにとってはWINE ADVOCATE誌においてRMシャンパーニュとしては史上初となる100点を獲得した偉大なるヴィンテージ2008に続き21世紀最上のヴィンテージと評価され、「2002年のエレガンス」、「2008年の高貴で格調高い力強さ」を併せ持つグレート・ヴィンテージが2012年。

本拠地であるアンボネイ村を中心に、最高峰のピノ・ノワールを生み出す特級村ブージイ、ヴェルズネイのブドウを用いたドメーヌの代表作であるミレジメ。106ヶ月に及ぶ瓶内熟成の後にリリースされています。

熟したリンゴやアプリコットにカモミールのようなハーブのアロマが漂い、蜂蜜やトースト、チョーキーなニュアンスも。クリーミーな質感で、香りの複雑さと同様に奥深く豊かな味わいが広がります。このキュヴェが持つ素晴らしいすべての要素を、長い余韻がより感動的なものへと導いてくれます。

【degorgement’21】