グランクリュ・アンボネイ村にすべての自社畑があるアンリ・ビリオ。アンボネイ村は南向き斜面が多く、ブドウの成熟に最適な日光が降り注ぎます。その中でもアンリ・ビリオはベストな斜面中腹部を中心に18区画所有し、素晴らしいテロワールを卓越した技術で表現しています。

"キュヴェ・ジュリー"は現当主セルジュの初孫の名を冠した特別なキュヴェ。通常ステンレスタンクで発酵を行う同メゾンが、唯一樽を用いて醸しています。新樽と古い樽の両方を巧みに使い、8〜10ヶ月熟成させる事で深みと豊かな複雑味が同居した味わいを形成。

淡いゴールドの色調から立ち上るのは、リンゴやメロンを感じるみずみずしいフルーツアロマとクリームやブリオッシュ、蜂蜜などの様々なニュアンス。トロピカルフルーツの芳醇なボリューム感のある味わいにシトラスのアクセントがあり、ヴァニラのような後味が優雅に続きます。

アンリ・ビリオの新しい一面を知る事の出来る独自のキュヴェは、オーク樽の要素と豊かな果実味をしなやかに融合させた逸品となっています。