ミシェル・ゴネの娘　ソフィ女史の活躍

ミッシェル・ゴネはRMの名門のひとつで、1802年に創業。
畑に対する情熱やノウハウを受け継ぐミッシェル・ゴネ氏が7代目を務めます。

シャンパーニュに関しては、娘のソフィ・シノール・ゴネが醸造を含め運営を任されています。

ソフィ女史は伝統を受け継ぎ、家族のシャンパーニュを広めたい思いから2011年、エペルネに拠点を作り、組合等を含め数々の重要な役割を務めるなど、 女性の地位向上とより良い社会作りに貢献しています。

女性醸造家ならではの味わいを引き出すブドウ

ミッシェル・ゴネでは、コート・デ・ブランを中心にグラン・クリュを含めて40haでブドウを栽培しています。

アヴィズ、ル・メニル・シュール・オジェなど、名高いこれらのグラン・クリュから収穫されたシャルドネは張りがあり、ミネラルが豊富で比類なき長い余韻を持つシャンパーニュになります。

その他エレガントで品があり軽やかさが特徴のシャルドネの産地ヴァンディ、力強くしっかりとしたシャルドネの産地モング。ピノ・ノワールはフラヴォーなど計6地区のブドウを使用しています。

女性醸造家ならではの繊細さ、優しさ、暖かさが香り、味わいに反映されています。

シャンパーニュのノウハウをボルドーへ

1986年、ミッシェル・ゴネ氏はボルドー地方に魅了され、シャンパーニュ造りで得たノウハウをボルドーでのワイン造りに生かします。

その後、シャトーデックやシャトーオー・バカランなど今日計8つのシャトーを所有するまでに。

現在は息子のシャルル・アンリ氏とフレデリック氏が運営を任されています。