シャンパーニュ地方における注目エリアとなりつつあるコート・デ・バール地区。この地域の畑の特徴はシャブリに続くキンメリジャン土壌である事、その土壌に由来する溌剌としたミネラル感がワインに顕著に表れる事です。
若き当主ダヴィ・ドノンは、この土地の個性を体現したシャンパーニュ造りを追求。

シャルドネ100％で醸される"レコルト・ブランシュ"は、特徴的なミネラリティが繊細な輪郭を描き出しています。
ヴァン・ド・レゼルヴを40％アッサンブラージュ、ドサージュは必要最低限と考える量の8g/。シトラスや白い花のアロマ、新鮮な果実味と伸びやかな酸が豊かなフィネスを感じさせます。

オーク樽を使用したブルゴーニュ的手法を巧みに用いるダヴィ・ドノンですが、真の目的は樽香をワインに与えるためではなく、奥行きのある優美なスタイルを造り出すため。
こちらのキュヴェにおいても、彼の目指す高いレベルの味わいが誠実に表現されています。

※ドノン・エ・ルパージュより、ルパージュが離れ、経営体制が変わったため、Dosnonのみ表記されたエチケットに変更されております。