フランスのプロやワイン愛好家が絶大な信頼を寄せる専門誌「l'amateur de Bordeaux」のシャンパン特集号で、シャンパーニュの未来を担う若手醸造家8人のひとりに選ばれた、マルイユ・シュル・アイの造り手ファブリス・プイヨン。

メディアで話題となり、シャンパーニュファンから注目を集める彼の奥さんの実家が運営しているRMが、デボルト・アミオーです。ファブリスの師匠でもある義父のジャッキー・デボルドが醸造、ビン熟成〜動瓶〜デゴルジュマン〜ビン詰めの管理はファブリス自身の手によって厳格になされています。

「シャンパーニュの醍醐味は熟成感」という思いから、長期熟成を念頭に置いたシャンパーニュ造りを追求、マロラクティック発酵は行いません。しかしながら、出荷直前にデゴルジュマンをする事により爽やかさも表現しています。

好評のうちに現地完売したミレジメ1989年は、ぶどうは例年より早めに完熟を迎え、大きな構造と力強さ、長い余韻が特徴で、「Guide Hachette」2001年度版でクー・ド・クールの3つ星（出展された全シャンパンの頂点であることを表す最高評価）を獲得しましたが、このキュヴェは「ミレジム1989」と中身は同じものですが、「ミレジメは総収量の80%まで」という当時の法律に従い、残りの20%分を作品名「レコルト（収穫）1989」として出されたものです。「神話のミレジム」と呼ばれているミレジメ1989年を味わえる希少なキュヴェをご堪能ください。