樹齢70年に及ぶ古木のピノ・ノワールのみで醸す同家のフラッグ・シップのひとつ。人々が口々に紛うことなく、“シャンパーニュ随一のブラン・ド・ノワール"と絶賛するその味わいにエグリ・ウーリエの類稀なるセンスが窺えます。

アンボネイでは南東に面し表土が浅く、チョーク質土壌に比較的早く根が届く為、同村のピノ・ノワールはデリケートでエレガントな趣きを有しています。その上質なピノ・ノワールをエグリ・ウーリエ独自のセオリーで醸造し、卓越した味わいのキュヴェを造り出しています。

熟したシトラス、カシスのアロマ、蜂蜜やヘーゼルナッツのヒントの他にスモーキーなニュアンスが混じり合った豊かな香り。たっぷりとしたフルーツフレーバーには堅実なミネラリティや酸が繊細な表情を与えています。
力強さだけでは無く、熟成感やフィネスにより柔軟かつ緻密な仕上がりを実現しています。

リラックスしたい夜、大きめのグラスに注いでゆっくりと味わたくなるような贅沢な一本。賞賛されるその理由を飲む程に感じていただけます。

【degorgement’22】