熟成型ムニエの匠

エペルネ郊外のムッシィ村に1847年からブドウ畑を所有している歴史あるドメーヌ。
ジョゼ・ミシェルは"シャンパーニュの伝説的な人物"として地元のセラーマスターから敬愛されています。

補助品種的なイメージの強いムニエを主体とし、優雅に熟成させた素晴らしい彼の作品から、その技術の高さが窺い知ることが出来ます。

9つのミレジメをブレンドしたトップ・キュヴェ

ラ・キュヴェ・オマージュは、アントナンの祖父ジョゼへのオマージュとして造られたキュヴェで、オールド・ヴィンテージのワインをブレンドして造られるユニークなトップ・キュヴェ。1971、1975、1976、1982、1984、1995、2005、2010、2019年の9ヴィンテージ分をブレンドしています。

古いミレジムは全て瓶内二次発酵後のボトルの瓶口を下にした状態で保存されています。栓はコルクやカプセルなど様々で、醸造時はそれらのボトルを全て一度ステンレスタンクに開け、その年のヴァン・クレール（瓶内二次発酵前のワイン）とブレンドします。

瓶詰め後、改めて瓶内二次発酵。2〜3年後にデゴルジュマンをし、さらに数年寝かせてからリリースされました。

複雑な香りと、トースト香が広がり、熟成感を持たせつつ、見事なまでに滑らかで、余韻は長く、若めのヴィンテージからのフレッシュな印象も受けます。