モンターニュ・ド・ランスの小さいがシャンパーニュの歴史に欠かせない重要なグランクリュ、シルリー村。現存する唯一シルリー産100％のシャンパーニュを手掛ける孤高のドメーヌです。

ワイン造りは最新の空気圧搾機を利用してピュアな搾汁を得た後、発酵。滑らかなタッチを与えるよう、全てのキュヴェでマロラクティック発酵を行っています。

1949年に植樹されたシルリー村の単一畑"ラ・ロジェ"で収穫したピノ・ノワールのみで醸したブラン・ド・ノワール。カーヴで18〜24ヶ月程熟成させ、8g/lのドサージュを施します。

金色の色調から永続的に立ち上る繊細な気泡と、たっぷりとした赤い果実のアロマやキャラメル、ペストリーのノート。ボリューミーなアタックで広がるフルーツフレーバーとスパイシーなニュアンスが、味わいをより豊かで複雑なスタイルへと昇華させています。

食前から食中まで楽しめる美しく均整のとれた一本。
年産2000本の非常に希少なキュヴェは、ブリュッセル国際ワインコンクール等で高い評価を得ています。