ドノン Dosnon
生産者業態 | NM ネゴシアン・マニピュラン |
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生産者所在地 | コート・デ・バール > アヴィレ=ランジェ村 |
醸造 | 樽発酵・樽熟成 |
歴史 | 2007年設立 |
年間生産本数 | 5万本 |
畑面積 | 自社2ha、5ha購入 |
シャブリに続くキンメリジャン土壌由来の溌剌としたミネラルを表現
「最高のシャンパーニュを造るためには、何よりも最高のワインを造らなくてはならない」とドノンの当主ダヴィ・ドノンは語ります。
メゾンはシャンパーニュ地方の南端コート・デ・バールに位置します。この地域の畑の特徴はシャブリに続くジュラ紀のキンメリジャン土壌であるという事。標高300m程の斜度の高い丘が連なるこの地域で、良質の土壌が露出する丘の中腹にブドウが植えられています。チョーク層主体のモンターニュ・ド・ランスと比べると、キンメリジャン土壌に由来する溌剌としたミネラルが特徴的に現れています。
本拠地は携帯電話の電波もつながらない小さなアヴィレ・ランジェ村。ダヴィ・ドノンは生まれ育ったこの土地に約2haの畑を所有。「このバールという土地の個性を体現いたシャンパーニュを造りたい」と同じ理念を持つ近隣の造り手より5haほどのブドウを手に入れ年間6万本のみを生産しています。「他の土地のブドウを使うつもりはない。僕が表現したいのはあくまでもコート・デ・バールのテロワールだ」とこの地のブドウにこだわります。
ベースワインに骨格を与える木樽熟成
コート・デ・バールのテロワールを表現するためにダヴィ・ドノンが最適と判断したのは、木樽を使うブルゴーニュ手法です。彼のキュヴェの多くは228Lのオーク樽で発酵・熟成が行われています。
樽はシャサーニュ・モンラッシェで最低でも5年使用されたものを購入。これは樽を使用する目的が決して樽香やタンニンを抽出するためではないことを明確にしています。
「樽を使用することでワインに繊細さやふくらみをもたらすと共に、わずかに空気と接触することでワインに骨格を与えてくれる。またワインそのものに骨格があれば、ドサージュの量を減らすことができ、より正確にこの地のテロワールを表現できる」と言い、ヴァン・ド・レゼルヴも全て木樽にて保管しています。
すべてのアイテムでリザーヴワインが30〜40%使用されており、その年のブドウの出来具合によっては一部ステンレスタンクを使うなど、ブルゴーニュのワイン造りに近い小規模メゾンならではの臨機応変さを持っています。
すべてのキュヴェで最低24ヶ月以上の瓶内熟成
瓶内二次発酵後の熟成にもこだわりがあり、すべてのキュヴェで最低24ヶ月熟成のあとにデゴルジュマンされます。熟成の期間は一定ではなく、試飲を重ねてフレッシュさと熟成の具合が絶妙のバランスになったと判断したときに、手作業でデゴルジュマンを行っていきます。
この土地のテロワールがもたらす伸びのある酸と樽熟成由来のふくらみのある味わいが彼のシャンパーニュに奥深さを与えています。もう一つ特筆すべきは非常にモダンな美しいボトルです。キュヴェごとにエチケットからミュズレ、キャップシールまでの色を統一させています。多くの点でコート・デ・バールのワイン造りに新風を巻き起こす若き造り手です。
営業日のご案内
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