テタンジェ設立者の子孫3人が立ち上げたメゾン

フレールジャン・フレールはテタンジェ設立者ピエール・テタンジェの長男ギー・テタンジェの孫、ギョーム、リチャード、ロドルフ・フレールジャン・テタンジェの3人が2005年コートデ・ブランのアヴィズ村に設立したメゾンです。

2005年にアヴィズにブドウ畑を購入して最初の収穫をし、有名メゾンにて3人が共に研修し、醗酵やセラー作業をおこない、自分たちが生まれ育った地域のコート・デ・ブランの極上シャンパーニュを紹介したいと共に力を合わせ生産しています。

伝統的な職人技と厳格な専門知識でシャンパーニュを生産。プルミエ・クリュとグラン・クリュのブドウのみで造られ、コート・デ・ブラン地域のユニークなテロワールを表現しています。

農薬は最小限に、亜硫酸は低レベルで、テロワールのスタイルを維持するために、最終段階で最小限の砂糖を加えています。

醸造責任者はコンサルタントとしても活躍するディデェ・ピエルソン氏

醸造責任者は自身のシャンパーニュブランドをもち、フランスやイギリスのスパークリングワインの生産者のコンサルタントとしても活躍するディデェ・ピエルソン氏。

フランスで最もスパークリングワインの生産に精通しているとして知られる同氏が醸造責任者としてテタンジェ3兄弟を支えています。

ミシュラン星付レストランも絶賛

フレールジャン・フレールのシャンパーニュは澱と一緒に長期熟成期間を経ることで、より複雑味のあるものに仕上がっています。

ブリュット プルミエ・クリュの各ボトルを作るのに6年〜8年、ヴィンテージ・キュヴェを作るのに最低8年とじっくり時間をかけて造られます。

使用するブドウはすべて同地域、同質の土壌の畑から収穫されたものに限定しているため、テロワールの特徴がはっきりと表現されています。

こだわりのシャンパーニュは今や世界中のソムリエに高い評価を得て、美食レストランのオフィシャルブランドシャンパーニュとなっており、ミシュランガイドセレモニーフランスにて2019年から2023年まで公式シャンパンにも選ばれました。

日本ではホテル・リッツのハウスシャンパーニュとして提供されています。