空輸されるフランス産輸入チーズ

空輸されたチーズはフランスから短期間で届くため、船便に比べると良質でフレッシュな状態を維持しています。

一つの村に一つのチーズがあると言われるフランスでは、近年原産地呼称に関する法律（AOC/AOP）で、約45種の伝統的なチーズを保護しています。

その中でもマチュザレムでは、シャンパーニュに合うフランス産チーズを厳選して掲載しております。

AOCとは！？

AOC（Appellation d’Origine contrôlée）: 原産地統制名称

伝統的な製法で造られ、品質の高い食料品を、広く一般の消費者に知ってもらう目的で、1955年に制定されたフランスの品質保証制度です。

主にワインやチーズなどの酪農製品に対して認可され、生産地域や生産方法、原料、熟成期間など、フランスの公的機関I.N.A.O.が定める厳しい基準を満たす必要があります。

AOPとは！？

AOP（Appellation d’Origine Protégée）: 原産地呼称保護

上記AOCのような制度がイタリアやスペインなど、ヨーロッパ各地にあったため、EUがこれを統制。
『本物であること』 『品質が高いこと』 『味わいが確かなこと』を証明するEU共通の制度として2008年につくられました。

EUの厳しい基準を満たした製品には、AOP認定ラベルの貼付が義務付けられ、現在はAOCラベルもAOPラベルに統合されています。

チーズ選びの参考に

約500種あるフランスチーズのなかで、現在AOP(AOC)を取得しているのはわずか45種。
厳しい審査を経て取得できるAOP(AOC)ですが、必ずしもこれらのチーズが最上級というわけではなく、規定に縛られないチーズ造りを目指す生産者も多いため、商品を選ぶ際のひとつの基準として参考にしてみてください。