生産量を限りなく絞り、最上の果汁のみを使ったキュヴェ

ブルゴーニュ地方のシャブリ地区に隣接しているコート・デ・バール地区ヌーヴィル・シュル・セーヌ村に7.5haの畑を持つ新たなRMのピコネ。

6万本以上生産できるポテンシャルはあるものの、厳しい選果に加え、最上の果汁のみを自社で使用するため生産量は1万本以下とごくわずかです。

1989年植樹のピノ・ブランとシャルドネをブレンド

ヴァル・メントラは、ヌーヴィル・シュル・セーヌ村の南部に位置するレ・リセの単一区画に1989年に植樹されたピノ・ブランとシャルドネの2種をブレンドしています。

レモンやグレープフルーツなど溌剌とした柑橘、アプリコット、桃などの有核果実の風味が感じられます。よく溶け込んだ柔らかい泡が印象的で、甘酸っぱいリンゴや白桃などの白系果実とトーストやブリオッシュを思わせるしっかりしたコクとうまみを感じます。

ラ・キュヴェ（一番搾り果汁）のみを使うことで酸を保持し、ステンレスタンクのみでアルコール発酵を行うことで果実味をキープ。瓶内熟成は32ヵ月以上、ドサージュは0g/Lです。