ディエボルト・ヴァロワ　ブラン・ド・ブランプレスティージュ

コート・デ・ブランの中で最も太陽の恩恵を受けるといわれるグランクリュ、クラマン村に居を構える家族経営のドメーヌ、ディエボルト・ヴァロワ。クラマン村のディエボルト家とキュイ村のヴァロワ家が一緒となり誕生します。

このドメーヌの基礎を築いた1959年からシャンパーニュ造りに携わるジャック・ディエボルトは、70歳を超えた今も現役。良い畑が売りに出る度にコツコツ買い足し続け、今では約40区画に跨ります。

現在ジャックの精神は息子アルノー、娘イサベルに受け継がれており、従来の口コミによって広がったフランス国内の顧客に加え、世界中からオファーが殺到しています。

相続で渡った親戚名義の区画などからもブドウを購入する事もあるため、登記上はNMですが、仕事ぶりは典型的なRMそのものです。

ブラン・ド・ブランプレスティージュは、クラマンを中心にシュイィ、ル・メニル・シュール・オジェと、ラベル表記はしていないものの、中身は3つの特級村のブドウを100％使用。大樽で保存されたリザーヴワインがしなやかさと丸さ、複雑味を与えています。ドザージュは3～5g/L。