シャンパーニュ地方で最も力強いピノ・ノワールを生み出すブージィ村の老舗ドメーヌ。18世紀からブドウ栽培に携わり、現在のアントワーヌ＆カンタンで8代目。
グランクリュ・ブージィにありながら、シャルドネの栽培比率が高い異色の生産者でもあります。

所有している複数の区画をブレンドした"レ・テール・ロゼ"。
2018年ヴィンテージをベースとし、シャルドネ約60％、ピノ・ノワール約40％で構成され、そのうちの5〜6％はコトー・シャンプノワの赤ワイン、ブージィ・ルージュが含まれています。ドサージュは1ｇ/Lで、36ヶ月以上の瓶内熟成を経てリリースされます。

サーモンピンクよりやや褐色がかった、ヤマウズラの眼のような惹き込まれる色合い。 イチゴやワイルドチェリー、バラのアロマに、ブリオッシュやスモーキーなニュアンスが感じられます。 口当たりはなめらかですが、スパイシーでドライな味わい。 シャルドネから来るフローラルな酸とピノ・ノワールが持つ果実感にブージィー・ルージュが合わさり、見事なハーモニーをもたらしています。