近年注目を集めるコート・デ・バール地区のオーブ県で活動する共同組合であるユニオン・オーボワーズ。800名以上の組合員が所属する一大組織から生産されるトップ・ブランドが"ドゥヴォー"です。

元々ドゥヴォーは1846年にジュールとオーギュスト兄弟によって創立されたシャンパーニュ・メゾンでした。ドゥヴォーへ葡萄を供給していたユニオン・オーボワーズがメゾンを引き継ぐ事となったのが1980年代。その後、ユニオン・オーボワーズを代表するシャンパーニュとして大きく発展を遂げました。

"キュヴェD"はテット・ド・キュヴェ（一番搾り果汁）の最も良い部分を使用し、大きなオーク樽で熟成させたヴァン・ド・レゼルヴを35％以上使用しているので熟成感がたっぷりと感じられます。

白い花やスパイス、穏やかなブリオッシュの香りで全体的には若々しく新鮮な印象。軽快でさわやかな柑橘類のアタックからすぐに広がる酸味が上品でスリムなバランスを形成し、新鮮でクリーミーな口当たりが長い余韻を持続させます。

自社畑最高級のぶどうの一番搾りのみを使用し、長期熟成を重要なプロセスとして造られたシャンパーニュのワインに溶け込むきめ細やかな泡と熟成感のある味わいをこ堪能ください。