高品質なシャンパーニュ造りを追求するRM生産者達で設立した団体、"Club Tresors de Champagne（クラブ・トレゾール・シャンパーニュ）"のメンバーである女性醸造家セシル・グロンニェ。
コート・デ・セザンヌ地区を代表する造り手として知られており、多くのパリジャンたちが毎年彼女の新作を心待ちにしています。

メゾンが居を構えるエトージュ村に広がるのは、白亜質にやや粘土質が混じった土壌。白亜質由来の豊かなミネラル感と酸に加えて、力強い果実味とコクのあるシャンパーニュが生み出されています。
グロンニェのブラン・ド・ブランにもその魅力的なテロワールが存分に表現されています。平均樹齢30年のシャルドネ100％。
3分の2をステンレスタンクでマロラクティック発酵させ、残りを木樽でマロラクティック発酵させずに醸造しています。

リンゴやレモン、白い花の新鮮なアロマに、ブリオッシュなどのイースト香。酸化的なニュアンスを一切感じさせず、みずみずしく軽快な香りを楽しめます。爽やかで豊富な果実味に、ミネラリティと酸が綺麗に馴染んだ柔らかくエレガントな味わい。
セシルの素晴らしいセンスと手腕が発揮された1本です。