最良区画で採れたムニエ、ピノノワール、シャルドネが各3分の1ずつのブレンド。樹齢はムニエが30〜60年、ピノノワールが約20年、シャルドネが約30年。
20%を新樽で、80%を数回使用したオーク樽で発酵し、そのまま12ヶ月間樽熟成させています。

新鮮な果実香と熟成香の混ざった豊かなアロマからドライフルーツや甘いスパイスへと発展し、ソルティなヒントを後から感じます。 まろやかな口当たりで、果実の蜜や確かな酸、生気あふれるミネラリティが濃密な味わいとなって広がります。
アロマティックで厚みがありながらも、ドサージュ2.1g/lで仕上げられたドライな飲み心地。上質な白ワインのような奥深さに満ちています。

「コム・オートルフォワ」は「昔のように」の意で、樽での発酵と熟成、コルク栓によるビン熟成が昔のシャンパンの製法であることから命名されました。フランソワーズ・ベデルの最上級キュヴェであり、メゾンのエスプリを凝縮したような独自の存在感が際立つ一本です。