ビオディナミの新星、ヴェット・エ・ソルベ

今やジャック・セロス、ジェローム・プレヴォーと並び称される、ビオディナミ栽培の雄、ヴェット・エ・ソルベ。
現当主であるベルトラン・ゴーテロは、1992年に父親から畑を継いですぐに有機栽培に転換。理想のブドウを得るまでにはかなりの時間を要しました。
土壌分析の世界的権威であるクロード・ブルギニョンに栽培の教えを乞い、1998年からはビオディナミを実践。1999年からアンセルム・セロスのかたわらでシャンパーニュ造りを学びました。

忠実さを追求したシャンパーニュが醸す味わい

フランス語で"忠実"を意味する"Fidelite"を由来とする"キュヴェ・フィデル"。
その名が示すように、テロワール、そしてワインに忠実であるという思いで造られています。 赤い果実や熟した洋梨のアロマから、しばらくすると立ち上るアーモンドや甘いスパイスのヒント。
ムースは主張し過ぎず、優しい口当たりを楽しめます。フィネスとミネラリティを軸とした伸びやかな味わい、驚くほど長いアロマに満たされます。

「人に喜びを与えるシャンパーニュ造り」を目指すベルトランの繊細な感性が伝わるような純粋さと緻密さを感じていただけるでしょう。