シャンパーニュ変革期に誕生した最新鋭グローワー

大変革の真っ只中にあるシャンパーニュ。もはや4大産地ではなく、21のサブリージョン、さらには各村毎に、次々と新しいグローワーが誕生しています。オーレリアン・ルメールもその変革の中で誕生した若手グローワーの1人で、ヴァレ・ド・ラ・マルヌに6つあるサブリージョンの1つ、リブ・ゴーシュのブルソーに本拠を置くグローワーです。

1987年生まれのオーレリアンは、アヴィズでブドウ栽培と醸造を学び、幾つかのブルゴーニュのドメーヌで研鑽を積んだ後、2haの畑を継承して、2016 年に家業に参画しました。

勉強のために訪問したムーゾン・ルルーの素晴らしい畑に感銘を受け、ビオ、ビオディナミ、アグロフォレストリーを推進。畑の自然治癒力が高まった2019 年に初めて自身の名前によるシャンパーニュを仕込みました。

亜硫酸無添加のナチュラル・シャンパーニュ

若いグローワー達は、ナチュラルワインを数多く味わい、それまでの世代よりもはるかにナチュラルワインに親しんできています。彼らは醸造添加物を一切加えず、SO2も無添加もしくは必要最小限しか加えないナチュラルワインのアプローチで原酒を醸造し、シャンパーニュを造っています。

新世代のグローワー達と親しく交流しているオーレリアンも目指すのは、亜硫酸無添加のナチュラル・シャンパーニュ。柔らかなアタックや溶け込んだ泡、ナチュラルワインと同じ、ピュアでうまみ豊かな染み入るような味わいなどが大きな特徴です。

オーレリアンのデビュー・シャンパーニュは、これまでのシャンパーニュのイメージを大きく変える斬新なエチケットであることもあり、既にフランスや北欧の最先端のナチュラルワインショップが買い付けに走っている、最新鋭のナチュラル・シャンパーニュです。