100年以上継承されるテロワールへの愛情

1909年に設立されたRMで、当初は栽培したブドウをネゴシアンに販売していましたが、1950年代より瓶詰めを行うようになります。

現当主はマダム・マリアンヌ・ウリーが務め、ティエリー・ウリーの哲学とワイン造りを真に理解する、ワインに情熱がある顧客に絞って販売。

何世代にもわたりテロワールへの愛情と伝統への敬意を持ち続け、ピノ・ノワールの力強さとシャルドネのフィネスを表現しています。

アンボネイの真髄を表現

モンターニュ・ド・ランス地区南部に位置し、最上のピノ･ノワールを生むグランクリュのひとつ、アンボネイにのみ2.4haの畑を所有しています。

5区画に分かれており、2区画にピノ・ノワール（1ha）、3区画にシャルドネ（1.4ha）を栽培。
ふくよかな果実とエレガントな酸を備えた朗らかなキャラクターが魅力的な、グランクリュ・アンボネイの真髄を表現しています。

ティエリー・ウリー独自のキュヴェ

ワイン造りは世代間で伝承されるノウハウであり、シャンパーニュの品質の向上の大部分は畑仕事と収穫の品質から生まれるとティエリー・ウリーは考えます。

ベースワインの発酵はステンレスタンクを使用し、オーク樽は使いません。ヴィンテージごと、区画ごとの特徴に分けて醸造し、リザーブワインとして保有。これをアッサンブラージュすることにより、ティエリー・ウリーの独特なキュヴェを毎年生み出すことが出来ます。