ジャン・ラルマン Jean Lallement

生産者業態 | RM レコルタン・マニピュラン |
---|---|
生産者所在地 | モンターニュ・ド・ランス ヴェルズネイ村(グラン・クリュ) |
歴史 | 1947年自社瓶詰開始 |
畑面積 | 4ha |
栽培 | リュット・レゾネ栽培 |
醸造 | 自然酵母を使用 |
ヴェルズネイの卓越したテロワールとピノ・ノワールの魅力

ジャン・ラルマンが拠点を置くヴェルズネイは、モンターニュ・ド・ランス丘陵に位置する、グランクリュの中でも特に評価の高い村です。ピノ・ノワール最高の産地の一つとして知られ、南西のアイ村と並び称されます。
特徴的な北向き斜面と白亜質の石灰土壌が、繊細な酸味と豊かなミネラル感を生み出し、透明感と伸びやかさ、そして完璧なバランスを持つワインを生み出しています。この独特の環境が、ヴェルズネイ産ピノ・ノワールの気高さと精緻さを際立たせています。
曽祖父から受け継ぐ最上の畑

ジャン・ラルマンは、ヴェルズネイの中でも1、2を争う最上の区画を所有するレコルタン・マニピュラン。現当主ジャン・リュック・ラルマンの曾祖父の時代、19世紀末からこの地でブドウ栽培を始め、1951年にシャンパーニュ造りを本格的に開始しました。1999年にはジャン・リュックが継承し、妻とともに約4ヘクタールの畑を丹念に管理しながら、ヴェルズネイのテロワールを最大限に表現するシャンパーニュを生み出しています。
畑は、北斜面でも日光がしっかり当たる中腹にあり、砂や粘土の影響が強い上部とは異なり、粘土質の表土の下にはベレムナイトが堆積してできた厚い白亜の層が横たわり、熟度と豊かなミネラルをもたらします。
栽培はリュット・レゾネ(減農薬栽培)で行い、収穫は厳選された最高のブドウのみを手摘みし、摘み残した果実は土に還す徹底ぶりです。こうした細やかな管理が、ジャン・ラルマンのワインに卓越したテロワールの表現をもたらしています。
テロワールの個性を映す醸造哲学と、その希少性

醸造においては自然酵母を使用し、ホーロータンクで発酵を行うことで、テロワールの偉大さを鮮明に伝えています。その後マロラクティック発酵を経て、滑らかな質感を引き出します。
多くの生産者が春には瓶詰めを行う中、彼らはベースワインを夏まで熟成させ、SO2の使用やドサージュを最小限に抑えるなど、細部にわたるこだわりを持っています。これにより、ベーシックなブリュット・トラディションですらもヴェルズネイのピノ・ノワールのエッセンスが凝縮された高品質なシャンパーニュが生まれています。
ロバート・パーカーから最高評価の5つ星評価を受け、B&D誌でも高く評価されるジャン・ラルマン。その品質の高さは、かつて名門メゾンのボランジェやランソンにブドウを提供していた経験と、祖父から続く伝統を守りながらも独自のスタイルを追求する姿勢に裏打ちされています。現在はメゾンとの契約が終了し、徹底した自社醸造によって、唯一無二のシャンパーニュを生み出す希少な存在として、世界中の愛好家や評論家から熱い注目を集めています。
営業日のご案内
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
31 |
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 |