ピエール・ジェルベ ピノ・ブランがもたらす個性
シャンパーニュ地方の古代品種ピノ・ブランのパイオニアとして知られる「ピエール・ジェルベ」より4代目にあたる若き当主オレリアさんが来日。
セル=シュル=ウルス村の特徴、ピノ・ブランの魅力を語って頂きました。
コート・デ・バール地区の特徴と味わい
コート・デ・バール地区でブドウ栽培家としては8代続き、シャンパーニュの造り手としては4代目にあたる若き当主オレリアさん。
シャンパーニュ地方の南部にあるコート・デ・バール地区と、その他の北部との一番の違いは土壌にあると言います。 北部はチョーク(石灰)土壌で、コート・デ・バールはキンメリジャン土壌。 このキンメリジャン土壌はコート・デ・バールが始まりで、シャブリ、サンセールへと続いています。
コート・デ・バールはブルゴーニュとシャンパーニュの真ん中にあるため、両者のフィロソフィーがミックスされています。
キンメリジャンは牡蠣の殻が混じった地層で、ミネラリティ、塩味やヨード、フレッシュさが味わいに現れます。
ピノ・ブランのパイオニア
祖父の代からの方針は、セル=シュル=ウルス村の最大の特徴を出すこと。 セル=シュル=ウルスの特徴を強く持ついい土地のみを集め、現在は15ha保有しています。
セル=シュル=ウルス村の一番の特徴は、気候が他と全く違うことにあります。 4つの川の交差する場所にあり、4つの川が土地に豊富な水分、湿度を与えます。
気候の一番の影響は、シャンパーニュでは珍しい品種ピノ・ブランを多く植えていること。
ドメーヌ最大の特徴はピノ・ノワール50%シャルドネ25%ピノ・ブラン25%と、土地の特徴を考えて植えてきたことです。 白い粘土質にはピノ・ブランとシャルドネ、茶色の粘土質にはピノ・ノワールを植えます。 そのためシャンパーニュにおけるピノ・ブランのパイオニアとして位置づけられるようになりました。
ピノ・ブランの特徴
ピノ・ブラン100%のシャンパーニュを作ったのはピエール・ジェルベが初めて。 シャンパーニュの中でも最も古いピノ・ブランの区画を持っており、1904年に植えられたため樹齢は100年以上になります。
3つの品種の完全な調和がメゾンの売りです。ピノ・ノワールがリッチさ、シャルドネのフレッシュさ、ピノ・ノワールがアタック途中にピノ・ブランからくる黄色い果実のアロマ、シャルドネが余韻を出します。
自然の力にまかせた自然な醸造
共通でフレッシュさリッチさの丁度よいバランスを追求するのが信条です。 アプローチの方法は自然の力に任せて一番のバランスを追求しています。
行っている所は少ないが、二段階選果を行っています。 二段階選果を経て最も質の高いぶどうを手に入れることができれば、カーヴではできるだけ何もしない自然な醸造ができる。
フレッシュさやエネルギーを大事にしているので祖父の代から全てステンレスタンクで醸造しています。 ブルゴーニュから受けた影響として、20区画全て別々に醸造しています。
ピノ・ブランがドメーヌで最も古い木で、凝縮された実ができ、色の濃い黄金のシャンパーニュができます。
ピノ・ブランを含む古代品種4種の生産量は、全体の1%未満と非常に希少です。
ピノ・ブランの味わいがしっかりと表現された、ジェルベの贅沢なシャンパーニュをお楽しみください。
ピノ・ブランが与えるエキゾチックな特徴。注目すべき若きヴィニュロンが造る魅惑のシャンパーニュ。
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