ジャクソン JACQUESSON
生産者業態 | NM ネゴシアン・マニピュラン |
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生産者所在地 | ヴァレ・ド・ラ・マルヌ > ディジー村(プルミエ・クリュ) |
栽培 | リュット・レゾネ、自社畑比率80% |
醸造 | ラ・キュヴェ(一番搾り)のみ使用、100%自社プレス |
歴史 | 1798年設立 |
畑面積 | 自社畑・契約畑計52ha |
ナポレオン皇帝に愛されたシャンパーニュ
メーミー・ジャクソンが1798年にシャロン・シュル・マルヌにシャンパン・ハウスを開いたのはとてもタイミングがよかったとされています。
というのもその頃ナポレオンが偉大な指揮官として華々しい凱旋を繰り返しており、東欧への数度の遠征では、ジャクソンのシャンパーニュを買い入れておくためにシャロン村に立ち寄るのが彼のお気に入りのコースだったと言われています。
この皇帝の肩入れのおかげでハウスは急速に躍進し、シャンパーニュで最も重要なブランドの仲間入りを果たしました。
19世紀のシャンパーニュ造りを変容させた立役者
ミュズレを開発したのもジャクソン。シャロンの化学者であったジャン・パティスタフランセーズに助言をして“糖度濃度の測定法”を定式化させて壜の破裂率を25%から4%に激減させることによりシャンパーニュ造りを商売として安定化させ、現在に導くまでの大きな技術変動期の19世紀における立役者とも言えます。
ブレンドに主たるヴィンテージの特徴を表現
シャンパーニュ界の巨人でありながらもジャクソンはディージーの珠玉であり続け、辛口ノン・ヴィンテージ・キュヴェのブレンドといった主流となっているやり方からは一歩離れたところにいます。それはいままでシャンパーニュの改革をしてきたジャクソンがさらに改革をする意思の表れです。
現当主シケ兄弟は2000年の収穫分から、ブレンドに主たるヴィンテージを反映させる方向へと舵を切り、それ以降、追求すべき目標は、主たるヴィンテージの特徴を反映させた独特の個性のシャンパーニュへと変わりました。
こうして最初に出されたのが728であり、その数字はメゾンが創立されてから728番目のブレンドされたキュヴェで、これ以来その数字を刻んでいます。
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