グランクリュ・ヴェルズネイの魅力

モンターニュ・ド・ランス地区の北東部に位置する特級ヴェルズネイ村。2つの丘を有し、東に風車、西に灯台を眺める美しい景色が広がります。

南向きのブージィ村やアンボネイ村のパワフルなピノ・ノワールと異なり、芳醇さの中にもクリーンな輪郭があり、フィネスを備えたピノ・ノワールが育まれます。大手メゾンがプレスティージュ・キュヴェで重宝する事からも、ヴェルズネイ村のブドウの高い品質がわかります。

100％ヴェルズネイの小さなRM

ギィ・チボーは1955年よりこの地でシャンパーニュ造りを続けるRMです。所有する24区画、合計2haの自社畑があるのはすべてヴェルズネイ。100％グランクリュの贅沢なキュヴェを生み出しています。

全体の90%をピノ・ノワール、10%はシャルドネを栽培。”ピノ・ノワールの銘醸地”として名高いヴェルズネイ村ですが、シャルドネもグランクリュの畑に指定されています。

現在のクリストファーで3代目。畑作業を重んじ、小さな醸造所での丁寧な仕事により、テロワールを純粋に表現したスタイルを追求。またブショネの無いコルクを用いるなど、品質重視の職人気質の人物です。

圧倒的なコストパフォーマンスの高さ

ギィ・チボーで驚くべきは、そのコストパフォーマンスの高さ。グランクリュ・ヴェルズネイ産のキュヴェを極めて良心的な価格で設定しています。

フランスの著名なガイド誌である、”ギ・ド・アシェット 2006”では、最高評価である”Coup de Cœur”のワイナリーに選ばれています。