ランスロ・ピエンヌ LANCELOT-PIENNE
生産者業態 | RM レコルタン・マニピュラン |
---|---|
生産者所在地 | コート・デ・ブラン クラマン村(グラン・クリュ) |
歴史 | 20世紀初頭設立、2005年継承 |
畑面積 | 8.97ha |
年間生産本数 | 70,000本 |
栽培 | リュット・レゾネ |
醸造 | ソレラシステム |
120年の歴史を持つ家族経営ワイナリー
ランスロ・ピエンヌは、グランクリュ、クラマンの中心部に位置し、120年の歴史を持つ家族経営のワイナリーで、20世紀初頭、Mummの栽培長だったJean-Baptiste Lancelot(現当主の曽祖父)が、当時クラマンにあるブドウ畑を初めて耕作し、所有するクラマンの畑からランスロ家で初めてシャンパーニュを造りました。
彼はその栽培にかける情熱を彼の息子であるJean(現当主の祖父)に託し、1957年に彼の造った最初のシャンパーニュの販売開始。
Jeanの息子の1人、Albertはブドウ栽培と醸造を専門的に学び、シャンプノワのワイン醸造家の娘である、Brigitte Pienneと結婚。
1967年に両家の所有していた畑は共同の所有となり、ワイナリーの成長を確実なものとました。
Albert(現当主の父)のファーストヴィンテージは1968年。それから、ワイナリーはシャンパーニュの製造からマーケティングまで完全に独立したものとなり、製造本数は70,000本となりました。
現当主を務めるGillesのファーストヴィンテージは2005年。
テロワールの個性をより良く表現することを真髄とし、先祖から受け継がれてきた知識と経験を尊重しながら、エノロジストとしての経験を活かし、新たな知識と技術を取り入れています。
40%はフランス国内へ、60%は日本やヨーロッパ各国、アメリカへ輸出されています。
リュット・レゾネで表現するテロワール
所有畑はクラマンを中心に コート・デ・ブランとヴァレ・ド・ラ・マルヌの小さな区画に点在しており、シャルドネ4.26ha、ムニエ3.91ha、ピノ・ノワール0.80haを所有。各区画は合計で50にのぼります。
それぞれがアロマと味わいの複雑さや広がりをもたらし、この多様性がランスロのスタイルとアイデンティティを保っています。
栽培方法はリュット・レゾネを採用。コート・デ・ブランにある区画は小さく、ビオロジックやビオディナミで栽培するのは不可能に近いとGillesは考えます。またこういった手法は、区画の持つ個性が全く別のものになってしまうため、、ワイン自体を変える必要が出てきてしまいます。
そのためGillesは、「我々は我々のブドウの持つ個性や我々のワインが好きである。」と語り、化学肥料等のケミカルな要素をできるだけ排除したリュット・レゾネで栽培しています。
リザーヴワインへのこだわり
醸造方法は、テロワールとブドウの特徴を最大限に表現するために、ステンレス・スチールタンクを使用。複雑さやより豊かな表現をもたらしてくれるという考えからマロラクティック発酵を施します。
リザーヴワインの貯蔵にはソレラシステムを使用し、ベースワインには2000年からのものがブレンドされています。キュヴェの綿密な仕上げのために毎年およそ20%のリザーヴワインを使用し、使った分と同じだけの量を前年の収穫分からリザーヴワインに足しています。
このリザーヴワインより、複雑味が増し、ストラクチャーのはっきりとした唯一無二のシャンパーニュが出来上がります。
クラマンのクリーミーさ、アヴィーズのミネラル感、シュイイの丸みが合わさった完璧なバランスを保つ秀逸なブラン・ド・ブラン。
営業日のご案内
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
29 | 30 | 31 |