ジャック・ラセーニュ Jacques Lassaigne

生産者業態RM レコルタン・マニピュラン
生産者所在地オーブ県
モング―村
歴史1964年設立
畑面積3.5ha
栽培ビオロジック

”第2のコート・デ・ブラン”

シャンパーニュ地方南部、オーブ県のトロワに近いモングー村は、大手メゾンも注目するシャルドネの名産地です。この村の大きな特徴は、コート・デ・ブラン地区と同じくシャルドネの栽培に適した白亜質土壌であるということ。モングー村のブドウ畑はおよそ215haで、その約90%はシャルドネが植えられており、「第2のコート・デ・ブラン」と呼ばれています。

このモングー村の評価を高からしめたと言えるのが「ジャック・ラセーニュ」。この蔵元の生みの親、現当主の父ジャックは、生まれ故郷であるモングー村の恵まれた立地条件に惹かれ、兄弟4人で1964年にブドウを植樹します。

白亜の帝王

モングーの名を高めた”白亜の帝王”の異名を持つ、現当主エマニュエル・ラセーニュは1970年生まれ。10年間パッケージマシンの工場で働いた後、1999年に家族経営の小さなシャンパーニュ・メゾンとなる家業を継ぐことを決心し、2002年からは3.5haのブドウ畑と経営を独りで担いメゾンを取り仕切っています。

父ジャックの時代から化学薬品は極力避けてきたが、エマニュエルはさらに一歩進み、ビオジロック農法へと転換。自生酵母による自然発酵、亜硫酸の添加は最小限、無濾過、無清澄と、ナチュラルな造りに一貫してこだわっています。

「化学物資を使うことばかり学ばされるから」という理由から醸造学校には行っておらず、独学。醸造においてSO2は圧搾時にのみ極少量を使用。ベースワインに補糖は一切行わず、全てのキュヴェをノン・ドザージュで仕上げ、デゴルジュマンもすべて手作業のみで行っています。

ジャック・ラセーニュ × 中澤希水

世界中を恐怖の渦に陥れた新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、経済への影響が著しく生じ、その影響を受ける生産者が数知れずいる中、ジャック・ラセーニュも例外ではありませんでした。

本来ならばパリのレストランに出荷されるはずが、コロナ禍のロックダウンによる影響が長く続き、一時的に行き場をなくしたジャック・ラセーニュのシャンパーニュは、予期せぬ長期熟成期間を得ることとなります。

そこで、「レゼルヴ・エクストラ・ブリュット」を初めて日本に向けて出荷するプロジェクトが組まれ、書道家として活躍する中澤希水氏(Kisui Nakazawa)に白羽の矢が立ち、稀有なコラボレーションの結果、完全オリジナルラベルのシャンパーニュが2022年に日本でリリースされることとなりました。

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《特別仕様限定品》ジャック・ラセーニュ レゼルヴ・エクストラ・ブリュット N.V.  中澤希水ラベル 【ギフトボックス】

14,300円(税込)
11,440円(税込)
SOLD OUT

予期せぬ長期熟成期間を得ることとなった”第2のコート・デ・ブラン”で獲れたブラン・ド・ブラン。フランスに縁の深い書道家によるオリジナルラベル。


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